「にぶんのいち夫婦」に出てくる優香(ゆうか)が、どんな人物なのかをネタバレありでご紹介します。
優香は主人公・文(あや)の高校時代の同級生。結婚もして専業主婦の彼女は何の問題もなく一見幸せそうにみえました。
しかし、彼女には衝撃の事実が隠されていました。本記事ではその事実について解説していきます。
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優香の隠された事実
結論から言います。
優香の隠された事実とは夫からのモラハラ、つまりモラルハラスメントを受けていたということです。
隠されたというのは優香自身が友人である文に言わなかったからです。ではなぜ隠そうとしたのでしょうか。
そのあたりについて解説する前に、まずは優香の人物像からみていきたいと思います。
「にぶんのいち夫婦」優香(ゆうか)とは
今井優香(いまい ゆうか)
年齢は29歳。専業主婦。
おっとりしていて優しいまじめな性格。
美人ですがどちらかというと可愛らしい印象の女性。
主人公の中山文(なかやま あや)とは高校時代の同級生。
厳格な両親に育てられ、怒られるとこはあっても褒められることはありませんでした。
両親の期待に応えようと必死に努力を続けてきたこともあり、自分に対する価値がかなり低い。
隠そうとした理由
隠そうとしたのは恐怖に支配されて言えなかったからです。
この生い立ちと性格ゆえに、夫から酷く罵られても自分に問題があると考えてしまいます。
夫の不機嫌が怖くて言いたい事も言えず、夫の怒りを納めることにばかり注力していました。
優香を演じる女優・瀬戸さおり
可愛らしい優香を演じるのは女優の瀬戸さおりさんです。
優香を演じるにあたってコメントされてますのでご紹介します。
優香は、穏やかで優しくて、自分のことよりも他人のことに気を配れる人なのだと思います。でもその分、自分が傷ついていることや頑張っていることにはなかなか気づかない。自分に自信がなくて、もう十分頑張っているのに、こんなことじゃダメだ!と、もっと頑張ってしまう。なんだか昔の自分と重なります。優香は思ったことをすぐ言葉にはしないけれど、彼女の中では色んな想いが渦巻いているんだと思います。その揺れ動く姿を繊細に演じていきたいです。
引用:©「にぶんのいち夫婦」製作委員会・テレビ東京
モラハラの実態・夫の佳樹とは

優香が夫の佳樹(よしき)から受けていたモラハラは、
暴言や破壊行為で精神的圧力をかけ、恐怖で支配してコントロールするというもの。
では、そんなひどいことをする夫の佳樹とはどんな人物でしょうか。
今井佳樹(いまい よしき)
有名大学を卒業したエリート銀行員。
体型は小太りで、性格は短気。
日常的な暴言によって優香に恐怖を与え、精神的に支配をします。
直接手を出すことはしませんが、家具や壁などを破壊することで怒りをあらわにします。
優香の外出にも制限をかけて日常的に連絡を強要し、返信が少しでも遅れると秒単位で催促する束縛魔。
優香にはほとんど自由になる時間を与えず、すべてを自分の支配下に置きたいと考えています。
「にぶんのいち夫婦」優香 対 モラ夫の戦いをネタバレ
夫の佳樹からモラハラを受けている優香は、誰にも相談することができず、
助けを求めることもできないまま、日々暴言や精神的圧力からの恐怖に耐え続けていた。
女子会での出来事
優香は同級生の文(あや)、香住(かすみ)、さやか、菜摘(なつみ)、多恵(たえ)と飲み会をしていたとき、夫からラインが来る。
優香はすぐに返信。このとき友人たちは新婚でラブラブの連絡だと勘違いをする。
優香の新居での出来事
ある日、夫が不在のときに文と香住、さやかを家に招く。
そのとき予定より早く夫が帰宅。軽く文たちに挨拶するも自分の部屋へと消える夫。
ほどなくして家で何かが倒れるような大きな音が響く。
その音に委縮した優香は友人たちとの集まりを中途半端な状態でお開きにした。
そんな優香の様子におかしいと思う文と香住、さやか。
文は新しい家具が何かで叩かれたような深いキズ跡に不信を抱く。
産婦人科での出来事
文は妊活のために産婦人科へ訪れていた。
検診が終わり受付にいくと優香とばったり会う。優香に声をかけるとあきらかに動揺した様子。
おめでたなのかと聞いても否定する優香。
しかし受付から母子手帳を渡されあわてて帰っていく優香に、なぜ隠すのかと疑問に思う文だった。
多恵から事情聴取
産婦人科での出来事に何かあると思った文は菜摘と一緒に、優香と一番仲の良い多恵とファミレスで落ち合うことに。
そこで多恵から聞いた事実に衝撃を受ける。優香は夫からモラハラを受けていると。
そして妊娠4か月にも関わらず、夫に話せず生むかどうか悩んでいるということも。
優香の危険信号
ある日の夜遅く、文のところへ多恵からの電話が入る。
優香から「死にたい」というラインが来て、その後連絡がつかなくなったとのこと。
子供が熱を出していけない多恵に代わり、大急ぎで文は車で優香の家に駆けつける。
そのとき多恵は同じく菜摘にも連絡していた。
優香を救う文と菜摘
優香を心配して家まで駆けつける文と菜摘。
そこには信じられない光景がひろがっていた。リビングの床一面に散らばっている食器類の割れた破片。
リビングの隅で恐怖に震えてうずくまる優香。すべて夫がやったこと。
菜摘と文は優香を一時的に菜摘の家に避難させることにした。
戦う決意をする優香
菜摘は優香に夫から逃げたいのか勝ちたいのか確認する。
親にも言えない、子どものこともあるという優香に菜摘は「じゃあ勝とう」と決意をさせる。
怖がっていたらダメ、自分の弱さにも勝てという菜摘。
「態度の改善がなければ家には帰りません 優香」と書置きを家に残して出る。
勝利の誓約書
しばらく優香のラインに夫からのモラハラメールが届く。
無視を続けること数日、ようやく降参した夫は菜摘のところへ許しを得るためにやって来る。
菜摘はまだ信用できないと夫に誓約書を書かせることに。
菜摘は約束を守らなければ強面のツレといつでもお礼に行くからと凄む。
菜摘によって夫にお灸をすえることに成功した優香。夫と戦う決意をしたはじめての勝利だった。
「にぶんのいち夫婦」優香(ゆうか)のまとめ
いかがでしょうか。モラ夫の佳樹から苦しめられていた優香。
そにしても酷いモラハラの実態に物語といえど怒りすら覚えます。
親のところに逃げることも出来ず、自分から友人に助けを求めることもできないなんて。
でも最後は勝ててよかったです。
それにしても友人の菜摘姐さんがカッコイイ!
よく優香と接点があったなぁと思うほど真逆の性格。
ネタバレの内容はかなり要約していますが、優香に勝てと決意させたり、謝りに来たモラ夫に反省させるところのセリフにはスカッとしました。
そんな菜摘姐さんの気になる人柄はこちらからどうぞ↓

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※本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。